毎度ご一読いただきましてありがとうございます。
今回ご紹介します施工例は、和室の塗壁をクロスに張り替える工事になります。
「和室の壁がボロボロこぼれ落ちて床や畳が粉だらけになってしまう。」
そんなお悩み経験ありませんか??
今の新築では塗壁の和室は少なくなってきましたが、今から20年~30年以上前の家はだいだい一軒に一部屋は畳の和室があったと思います。
そして その和室に塗られている左官壁、大体の場合が通称「京壁」と言われている表面がザラザラしている塗り壁です。
その「京壁」が経年劣化と共に細かい土がポロポロと落ちてくるのがその原因となります。
京壁は美しい左官壁です。
私自身も好きな左官壁の一つです。 できれば一度剥がし、再びの塗り直しもお勧めします。
ですが、やはりメンテナンスも必要になってくる壁ではあります。
京壁は仕上がり上、仕上げ面がザラザラになります。 長い間にはやはり細かい埃が溜まって色が黒ずんだり、細かい土が落ちてきたりします。
そんなこともあり、私共では 「塗り壁の上にクロスを張る」 という方法を御提案の一つとしてお話させて頂いたりします。
でも実際、「どうやるの?」 「ウチは前にやってもらったけど、すぐに剥がれてきちゃう」
そんなお話もあるかとは思います。
私共、戸澤住宅では一度「塗り壁の上に下地」を作成します。 大体の場合は5.5㎜のラワン合板を基準に下地施工を行います。
下地工事をキッチリやることで、下地は構造材に固定され、クロスを貼っても剝がれにくい、しっかりした下地となります。
その上にクロスを施工し、、、
こんなかたちで完成になります!
今回、お客様に選んで頂きましたクロスは薄っすらベージュがかった模様のクロス。
写真ではなかなか色味の良さがお伝えしにくいですが、とても品のある綺麗なクロスです。
畳も新調し、照明も付け替えて、間取りは一緒なのにすっかり部屋の雰囲気が変わりました!
実際、この和室のクロス工事は結構需要があります。 それだけに悩まれておられるお客様が多いのかなとも実感します。
是非、こちらのブログを読んでいただいて気になられたお客様はお問合わせください。
「クロス張り工事」 「左官塗替え工事」 共々ご希望に沿った形でご提案させて頂きます。
「部屋の雰囲気が変わると気持ちもワクワクする!!」
ぜひ、ご体感ください。
戸澤住宅 担当:戸澤 啓