今日は寒いですね~ 先程、外の温度計を見てきたら日中なのに 「5℃!!」
一桁の温度の季節になりより一層冬を感じる季節になってきました。 凍える季節です。
今日ご紹介するのは「全館空調」の設備についてのお話です。
みなさん「全館空調」と聞いてピンとくる方いらしゃいますか?
大型商業施設や病院、飲食店などの広い空間で建物全体を冷房や暖房または換気などをしてくれる大型の空調機械、そうですあれが建物全体の空調を賄う「全館空調」という空調設備になります。
厳密な換気の方法で言いますと、「※第三種換気」という部類になります。 ※機械吸気/機械排気
我々が普段住む一般住宅はエアコンが主流ですよね!?
ですが、大きな施設や間仕切りの少ない空間では 各部屋それぞれでエアコン って訳にもいきません。
なんだ! でっかい施設の話か…
いや違うんです。今回のお話は、建物まるまるを冷暖房する「全館空調」を一般住宅に取り入れたら?
というお話になります。
我々が新築でご提案する「高断熱 全館空調の家」
一般的な住宅はそれぞれ各部屋で区切られています。 そして各部屋で熱源がありエアコンやファンヒーターで暖をとります。
ですが、我々がご提案する「全館空調の家」は建物まるまる隙間なく冷房や暖房そして換気
をする家です。
イメージはこんな感じ
大まかに言えば、「1台の大きなエアコンで家の中全体を快適な温度に保てる設備」
そんなイメージです。
しかもそれだけじゃない! 全熱交換型の換気システムも備えているので、冬の外気の寒い温度や夏の暑い熱気もそのまま取り込むのではなく、熱交換をして取り込んでくれる。 しかも高性能フィルターを通して綺麗な空気を供給し続けてくれる。 そんな24時間換気も備わった優れた換気システムです。
ホコリや花粉症をお持ちの方にも、室内へ持ち込ませずシャットアウト!
快適な環境を提供します。
因みに今回、以前当社にて新築いたしました高気密高断熱/全館空調のご自宅をご紹介させて頂きます。
冒頭でもお話ししました通り 今日の外気は 「5℃!」
早速室内へお邪魔させていただきました。 玄関先は・・・
な!なんと!!・・・ 「22℃!」
玄関を入った瞬間から暖かいんです! いやむしろ外部から入った私からすると「むぁっと感」すらします。
その差 「17℃」
空調のリモコンのあるリビングへ行ってみると・・・
設定温度は「21℃」、なのになぜだか室温のセンサーは「24℃」を指しています。
そうです。高断熱の家の特徴は「少しの熱源で設定温度以上の温度になってしまう」
という、まるで魔法瓶のような構造にあります!
因みに2階は・・・
こちらも「22℃!」
こちらにお住いのお客様は2階へのバルブを調節して、なるベル1階と2階の温度差が無いようにしているとおっしゃってました。
でないと2階が+4~5℃になってしまい、「熱い!」 というから驚きです!
確かにそうです。暖かい空気は上へ上へと上昇していきますから、2階が1階より温度が上がるのは自然な現象です。
ハァ~ 外は5℃なのに...
外は冬なのに、お客様は薄手のパーカーで対応してくださいました。
着込んでいた我々も一枚脱ぎたくなる暖かさです。
1年通して 春 秋 のような快適な環境~
お客様には大変満足して頂いておりました。
ここで気になる設備の費用と、月々の電気代です。
因みにこちらの住宅は、木造2階建 床面積40坪 高気密/高断熱仕様 オール電化住宅
全館冷暖房空調 設備設置費用 1,800,000円税込 (本体/配管工事費 含む)
新築の場合の坪計算 +45,000
月々の空調電気代(3kW契約) 冷房時 設定28℃ 8月/9月(真夏日) 平均 13,000円
暖房時 設定21℃ 1月/2月(真冬日) 平均 16,000円
※ 動力契約3KW 空調設備のみの電気料金(プラス 一般家庭料金が別途かかります)
設備費用や電気料金など金額を見ると中には高いと思われる方もいらっしゃると思います。
ですが、各部屋へのエアコン設置や他熱源への灯油代/ガス代/設備費用などを考えると、ランニングコスト的に考えても家の中全体が快適な空間を作れると思うと決して高くないと思います。
廊下も暖かい。 洗面所も暖かい。 そしてトイレも暖かい。
新築時にセットで組んでしまうのもおすすめです。
1台で家の隅々まで快適な暮らし♪
もうワンランク上の快適な暮らしを是非ご検討してみてはいかがでしょうか?
気になる方は当社へお問合わせください。